Hubspot連携

Hubspot(ハブスポット)とFront Agentの連携方法をご案内します。

HubSpot CRMと連携することで、HubSpot CRM内の顧客とFront Agentの顧客が同期し、Front Agentの議事録を活動履歴に書き込むことができます。

商談後、HubSpot CRM内の対象コンタクトのタイムラインに、アクティビティの“ミーティング”として商談レポートを自動出力します。

Hubspot連携の流れ

  1. 開発アカウントを作成
  2. 開発アカウントページでFront Agent連携用のアプリを作成
  3. Front Agentで作成したHubspotアプリの情報を登録

Hubspot開発アカウントを作成

Hubspotは通常のCRMを使うアカウントと、アプリを作るための開発者アカウントが分かれているため、通常のアカウントを持つユーザーが「https://app.hubspot.com/signup-hubspot/developers」で開発者アカウントを作成してください。

開発者アカウントを開設する際の注意点:同じ組織で一人でもHubspot開発者アカウントを作成している場合は、必ず、既に作られているHubspot開発者アカウントでログインして、開発者Hubspotの設定ページから新たなユーザーを追加して、作業を進めてください。

もし、個人個人で開発者アカウントを作ってしまった場合、Hubspotで追加されていくアプリをHubspotの開発管理者が、アプリ作成状況を把握できなくなってしまいます。

Hubspot開発アカウントページで連携用アプリを作成

開発アカウント用ページにログインし、「アプリを管理」をクリック

「アプリを作成」をクリック

アプリ作成画面で、以下の設定を行ってください。

  1. 公開アプリ名を入力:アプリ名は「Front Agent連携用」など分かりやすい名前を推奨します。
  2. リダイレクトURLに「https://beta.front-agent.com/report/report-hubspot-authorization/」を入力
  3. 画面下側にある「アプリを作成」ボタンを押す

上記作業でアプリ作成後、認証タブをクリックし以下の設定を行ってください。

  1. クライアントIDとクライアントシークレットをテキストなどに一時的にコピーしてください。
  2. スコープを画像の通りチェックしてください。

3「.高度なスコープ設定をオンにする」の項目をオフにしてください
4.最後に、画面下側にある「変更を保存」ボタンを押す

以上でHubspotでの作業は終了です。

Front Agentで作成したHubspotアプリの情報を登録

Front Agentの管理者アカウントで以下の操作を行ってください。

管理者ページからHubspot設定をクリック

クライアントIDとクライアントシークレットを入力し、登録ボタンを押してください。

登録ボタンを押すと、Hubspotの連携画面が表示されます。アカウントが複数表示されている場合、詳細欄で「hubspot-developers」の表示がないものを選択してください。

アカウントを選択後、確認が表示され、「アプリを接続」をクリックで作業完了です。

Hubspotユーザーへの紐づけ:全ユーザー

Hubspotとの連携設定が成功すると、トップメニューバーのユーザーアイコンに[ユーザー連携]を表示するになります。

Front AgentユーザーはCRMユーザーリストから自分のアカウントに[連携]して下さい。

以上で連携設定は終了です。

連携の同期仕様

Hubspot側の”名前” が登録されたコンタクトのみをFront Agentの顧客として作成または更新します。Hubspot側の携帯電話など他の電話番号は同期対象になりません。

Hubspotの制限上、一回の連携実行で取り込めるデータ件数の上限は2,000件で、直近1年以内に更新された情報のみです。以降、 Hubspot側で作成・更新された情報は、24時間に1回の同期でFront Agentに蓄積します。
もし、 2000件以上のデータをFront Agentに一度に取り込みたい場合は、サポートまでご連絡ください。

録音後の書き出し仕様

Front Agentでアシストイベントが発生した際、Hubspotの”アクティビティ”に書き出すことができます。

書き出す対象は、Front Agentに連携した顧客情報のコンタクトに書き出されます。

Front Agentと連携していない顧客情報の場合
・顧客自動追加の設定を許可している場合、Hubspotに新規の顧客を自動作成し、アクティビティを書き込みます。

電話の場合、電話番号が一致したコンタクトが複数ある場合、かつ、ユーザーがFront Agentでレポート保存時に顧客を選択しなかったとき、Hubspotには作成日が最も新しいコンタクトのアクティビティに書き込みます。

日程調整からオンライン会議の場合かつ、ユーザーがFront Agentでレポート保存時に顧客を選択しなかったとき
1. メールアドレスで一致する顧客を検索し、1件ヒットした場合、該当する顧客とする。0件もしくは2件以上ヒットした場合は、2. へ進む
2. 顧客、会社名で一致する顧客を検索し、1件ヒットした場合、該当する顧客とする。2件以上ヒットした場合は、最も新しいコンタクトのアクティビティに書き込みます。

対面およびオンライン会議の場合
ユーザーがFront Agentでレポート保存時に顧客を選択しなかったとき、顧客、会社名で一致する顧客を検索し、2件以上ヒットした場合は、最も新しいコンタクトのアクティビティに書き込みます。

・顧客自動追加の設定を許可していない場合、Hubspotに書き込みを行いません。

活動履歴に表示される担当者名は、Front Agentで紐づけ設定を行ったHubspotアカウント名で書き込みを行います。