
商談の記録(週報作成)に多くの時間がかかっていた
対面でも使える汎用性
自動要約機能で週報作成が容易に
客観的なデータを活用した振り返りとフィードバックが可能
トークスクリプトの自動作成が可能
週報作成時間が、従来の3分の1以下に
トークスクリプト活用により、営業の商談クオリティアップに貢献
顧客の業務負担削減にも貢献
『その技術を次世代へ』を企業理念に掲げ、SaaS型プロダクトを中心に、不動産テック事業及びDXコンサルティング事業を展開する『株式会社 ZISEDAI』様。
今回は、法人向けの営業を担当していらっしゃる(DX Promotion Unit Retech Specialist)堀井様と吉野様に、「Front Agent 導入前の課題」、「導入の決め手」、そして「導入後の効果」について詳しくお話を伺いました。
ーー貴社は、どのような事業を展開されているのですか?
<堀井様>
私たちは、不動産業向けの物件情報管理システムを提供しています。これまで不動産業界内において、紙ベースによる管理が一般的だった物件情報を、不動産業を営む企業がPCやスマートフォンからクラウド上で一元管理・運用ができるSaaS型サービスです。
例えば、営業担当者が物件を調べる時に、外観や周辺環境を確認したり、自社のリストと照らし合わせたりすることがあると思いますが、その作業をシステム内で効率よく行えるようにしています。また、物件購入の際に必要な法令制限や建築条件などの情報も、自動で収集して、一つの資料にまとめる機能も備えています。
主に、不動産売買や開発を行う企業にご利用いただいています。
ーーFront Agent 導入前はどのような課題があったのでしょうか?
<堀井様>
一番の課題は、週報作成にかかる手間と時間でした。訪問先での話を記録しても、その後まとめる作業が大変で、録音データを全部聞き返す時間もなかなか取れませんでした。必要な部分だけポイントで確認する程度でしたし、特にオンライン商談では記録自体が難しく、さらに苦労していました。
また、週報の内容が営業の主観に頼る部分が多く、「本当にそう言っていたの?」といった指摘や、その発言の背景や流れが分からないこともありました。意思決定する側にとっても情報が足りず、困ることがよくありましたね。
さらに、報告内容が意図的にポジティブに書かれることもあり、客観性が欠けるという問題も抱えていました。
ーーFront Agent 導入の決め手は何でしたか?
<堀井様>
一つ目は、対面でも使える点ですね。また、AIによる自動要約機能があり、それをコピーして貼り付けるだけで週報を容易に作成できるようになると期待しました。
さらに、顧客のポジティブな反応が動画で可視化される点も魅力的でした。必要な部分だけをピンポイントで振り返れるので、これで業務効率が一気に上がるのではないかと考えていました。
また、これまで営業チーム共通のトークスクリプトは作っていませんでしたが、Front Agentなら、ベンチマークとする営業担当の話を基に自動でスクリプトが作れるので、わざわざ時間を割いて作成する必要がなくなると感じました。そういった点が、導入の決め手になりましたね。
ーーお客様とはどのような形で面談を行っていますか?
<堀井様、吉野様>
8〜9割が対面での面談です。対面の場合は、ほとんどがお客様のところにお伺いをして打ち合わせをしています。残りの1〜2割がWEBでの打ち合わせですね。
ーー他社のAI議事録ツールと比較検討はされましたか?
<堀井様>
はい。他社とも比較検討を行いましたが、Front Agent はAIによる議事録作成機能で週報を作成する手間が省けるだけでなく、自動で要約されたデータを元にチーム内で振り返りやフィードバックができる点が決め手となり導入を決めました。

ーーFront Agent 導入後、どのような魅力や効果を感じていらっしゃいますか?
<堀井様>
訪問が終わった後、移動中にその商談をすぐ振り返ってメモを残せるようになりました。記憶が鮮明なうちに記録できるので、振り返りがかなり楽になったと感じています。
週報をまとめて作成する際も、ほとんどコピペで済むようになったので、以前よりずっと早く仕上がるようになりましたね
<吉野様>
まず、商談後の振り返りが大幅に効率化されました。以前は商談中に手書きでメモを取り、それを後からデジタルツールにまとめ直す必要があり、かなり手間がかかっていましたが、Front Agentを導入してからは重要な発言をピンポイントで振り返れるようになり、本当に助かっています。
また、アウトソーシングしているインサイドセールス部隊への教育にも役立っています。私の商談記録を共有するだけで、私が直接説明をしなくてもトレーニングが進められる場面が増えたため、教育の手間が大幅に減りました。こうした仕組みのおかげで、今後人員が増えても、教育にかかる時間やコストを抑えられると感じています。
さらに当社のサービス導入時に実施しているお客様向けの操作説明会でもFront Agentが重宝しています。例えばお客様に操作説明をする際に録画を行い、そのデータをURLで共有することで先方社内において操作マニュアルを作成する必要がなくなり、お客様の負担も軽減されました。
こうした場面でも、お客様の業務効率化に貢献できていると実感しています。
ーー定量的な効果はありますか?
<吉野様>
お客様訪問後の情報整理にかかる時間が、感覚としては約3分の1になりました。例えば、お客様が使っていた専門用語をその場では理解できなかった、といったケースでも、後から簡単に録画を聞き直したり、AI議事録を見ることができるようになりました。以前は1時間かかっていた作業が、今では20分程度で済んでいます。無駄が減った分、効率的に作業を進められていると感じます。
<堀井様>
私も同じような印象です。特に週報作成の部分での業務効率化が大きいですね。以前は週末にまとめて振り返りながら書いていたので、40分から1時間ほどかかっていましたし、記憶が曖昧になっていることも多く、内容が不完全だったと思います。でも、今はそれが、10分から20分で完了できるようになりました。本当に短時間で済むようになったのは、大きな変化だと感じています。
ーー今後、Front Agentをどのように活用していきたいと考えていますか?
<堀井様>
まだトークスクリプト作成の部分では十分に活用できていないので、今後は教育にもっと役立てていきたいと考えています。それぞれの商談で顧客反応の良い部分や改善が必要な部分を分析し、自分の弱点を克服するなど、他のメンバーの成功事例を参考にすることで、チーム全体のスキルアップにつなげていきたいと思っています。
<吉野様>
トークスクリプト作成の活用を進めたいですね。現在は商談を効率的に振り返るだけにとどまっているので、さらに有効活用していきたいと考えています。また、対面の商談以外にも、お客様と日々の電話での会話機会が多くあります。こうした通話内容も記録して活用できるようになれば、より効率的な振り返りや効果的な対応が可能になると思います。
ーー堀井様、吉野様、本日は貴重なお話をありがとうございました。

株式会社 ZISEDAI
業種
連携ツール
活用シーン
RELATION
CONTACT
Front Agentのサービス資料は
こちらから資料請求ください
不明点がある方は、
こちらからお問い合わせください